世界有数の競技プログラミングコンテストサイトであるAtCoder上で開催された「AtCoder Heuristic Contest 073」(AHC073)において、当社メンバーの井上(誠)※1 が5位、浦上(真)が6位、木村が17位、北原が19位と上位20位に4名のメンバーがランクインしました。
コンテストの出題テーマ
AtCoder Heuristic Contestとは、最適解を求めることが困難な問題に対し、限られた時間で効率よく良い解を見つけることが求められるプログラミングコンテストです。
今回のコンテストには世界中から350人以上が参加。今回のコンテストでは、魔法陣を中心に点対称な位置へ転移する魔法と歩行を組み合わせ、できるだけ少ない操作ですべての目的地を指定された順に巡る問題が出題されました。
- どこまで歩き、どの魔法陣で転移するかをどう決めるか
- 次の転移に活用できるよう、どの位置に魔法陣を残すか
- 効率よく移動計画を探索するために問題をどう捉え直すか
などがポイントとなり、参加者はそれぞれの工夫を凝らして挑みました。
入賞者のコメント
井上(誠)(5位/アルゴリズムエンジニア):
皆様、はじめまして!AJO※2 に向けて後がなく、本コンテストでも開始2時間半は提出に至れず内心ヒヤヒヤでしたが、後ろから見る+ビームサーチの実装をなんとかまとめ上げて良い順位に辿り着けて嬉しいです!引き続き頑張ります!
浦上(真)(6位/アルゴリズムエンジニア):
何もうまくいかず苦しい時間が続きましたが、粘り強く取り組んだことで、一発逆転の一手を見出すことができました。
木村(17位/アルゴリズムエンジニア):
上位陣の多くがビームサーチを実装した一方で、自分は焼きなましを実装しました。目標盤面に到達するために前の状態を逆算する近傍を実装できたのが良かったかなと思います。
北原(19位/アルゴリズムエンジニア):
ビームサーチした後に局所探索することで何とか20位以内に入れました。上位は後ろから考えている人が多く、私は後ろから考えるメリットに気づけなかったので非常に勉強になりました。
ALGO ARTISの取り組み
当社では、技術向上の観点から社員に対して定期的なコンテストへの参加を推奨しております。今後もコンテストを通して得られた知見を実際の問題にフィードバックし、真に現場で使い続けられるAI開発に努めてまいります。
※1:井上(誠)はアルバイトとしてALGO ARTISに所属しています
※2:AJO(AtCoder Japan Open): AtCoderが主催する競技プログラミングの日本一を決める大会。2026年からヒューリスティック部門が新設され、2026年12月19日(土)に決勝が開催されます。
