Originality
選ばれる理由
Triangle
Company
Professionals
門脇 大輔
取締役
京都大学総合人間学部卒。アクチュアリーとして生命保険の商品開発・リスク管理業務に従事していたが、機械学習コンペティション・競技プログラミングで実績をあげたのち、アルゴリズムエンジニアとなる。著書「Kaggleで勝つデータ分析の技術」はデータ分析の定番書となった。当事業の最適化アルゴリズムの実装を行っている。
松尾 充
プリンシパルアルゴリズムエンジニア
九州大学大学院にて修士号を取得。 機械系エンジニアとして株式会社IHIにて航空機用ジェットエンジンの設計に携わっていたが、競技プログラミングで実績を挙げたのち、アルゴリズムエンジニアに転身。大域的最適解を求めるのが困難な組合せ最適化問題を得意とする。当事業の最適化アルゴリズム実装を担当。
高橋 直也
アルゴリズムエンジニア
東京大学大学院にて材料工学を専攻。スタートアップのCTO、AIベンダーのアルゴリズムエンジニアとして幅広い領域で機械学習・組合せ最適化を用いた事業の開発に従事した後、ALGO ARTISに入社しアルゴリズム開発を担当。国際コンペティションでの入賞・賞金獲得多数。
Algorithms
「計画最適化」へ最も適したヒューリスティック最適化と、ALGO ARTISの持つ開発技術
ヒューリスティック最適化は、数式に縛られず複雑な現実世界の制約を柔軟に組み込み、短時間で高精度な計画を出力します。明文化されたロジックで透明性が高く、要件変更にも柔軟に対応できるため、複雑な計画業務のDXに最も適した技術です。
ヒューリスティック最適化
ヒューリスティック最適化による最適化の手順
ヒューリスティック最適化アルゴリズムは人手と同じような試行錯誤をコンピュータで高速・高精度に行うことでより良い計画を導き出します。
ヒューリスティック最適化による配船計画修正手順の例
ヒューリスティック最適化の手順
Point
試行錯誤の度に船舶の動静シミュレーションを行うことで、燃料費等を毎回精緻に算出可能な点があり、これにより人間には不可能なレベルの優れた計画が導出可能。
ヒューリスティック最適化を使った計画改善フローの例
計画改善フロー
Point
「ちょっと変えて良くなったら採用」という試行錯誤を数十万〜数千万回繰り返す。
「会議時間を移動する」「会議の開始時刻を交換する」といった試行錯誤を、毎秒数千〜数万回という人間には不可能な速度で実行することで計画を改善していく。
Model
Q
LLMはどのような役割を得意とするか?
A
LLMは膨大なデータをもとに学習されているので、一般的な知識は網羅的に獲得できています。
驚くべきことに、文章を理解したように振る舞う挙動も獲得されています。
この2つの性質の範囲で実現できるタスクは得意と考えられます。
例えば、獲得済みの知識や与えられた文章から重要な部分を抽出し、わかりやすく提示するQAは該当します。
他にも、要約、翻訳、コーディング、アイディア生成といった内容は得意です。
ただし、「内容の正確性」には限界があるためLLMの出力を全面的に信用することは難しく、何らかの仕組みで検証することが必要です。
Q
LLMで計画最適化は解けるか?
A
計画策定業務は考慮すべき要素が多く、制約を満たすかどうかの評価だけでも極めて複雑です。
LLMはロジックの正確な判定が苦手で、このような複雑な評価に対するエラーを完全に防ぐのは困難です。
自身の策定した計画の妥当性を正確に評価できる保証がないのは、計画策定業務において非常に問題です。
計画策定業務は天文学的な数の候補の中から、適した計画を1つ選ぶタスクです。
良い計画を一度の試行で見つけるのは困難なため、どうしても大量の計画を比較する必要があります。
LLMは出力にコストや時間がかかるため、大量の計画の比較にも不向きです。
以上の2点から、LLMに計画策定を直接任せるには高いハードルがあります。
Q
最適なアプローチは何か?(ALGO ARTISの解決策)
A
計画策定では、複雑な制約の評価と膨大な組み合わせの探索が求められます。
これに対処するため、ALGO ARTISではまず要件定義を丁寧に行い、制約を正確に判定する専用エンジンを実装します。
専用エンジン開発では様々なアルゴリズムの手法を駆使して可能な限りの高速化を行い、多くの計画を比較できるようにします。
そのうえで、焼きなまし法などの最適化アルゴリズムを活用し、有望な計画案に絞って効率的に探索します。
エンジニア自身が現場の課題を深く理解し、最適なアルゴリズムを設計・高速化することで、高品質な計画立案を可能にします。
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